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ポジティブ・インパクトファイナンスの契約締結について

      
 日本シイエムケイ株式会社(代表取締役社長:大澤 功、以下「日本シイエムケイ」)は、株式会社みずほ銀行(頭取:加藤 勝彦、以下「みずほ銀行」)をアレンジャーとするシンジケーション方式にて「Mizuho ポジティブ・インパクトファイナンス」の融資契約を締結いたしました。

 ポジティブ・インパクトファイナンスは、ポジティブ・インパクト金融原則(※1)に基づき、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、当該活動を継続的に支援することを目的とした融資で、企業の活動、製品、サービスによるSDGs達成への貢献を評価指標として活用し、情報開示することが特徴です。

 日本シイエムケイグループは、新たな社会・価値観に適応した「世界最高レベルの安全安心なプリント配線板」の供給を通じて、社会やステークホルダーの皆様の期待にお応えすることにより、持続可能な社会の実現と、企業価値の向上に努めてまいります。

 本契約の締結にあたり、特にSDGsの目標達成に対しインパクトを与える活動として、下表のテーマについて定性的・定量的に評価を受けております。また、株式会社日本格付研究所(JCR、※3)から本件評価にかかるポジティブ・インパクト金融原則への適合性、及び環境省のESG金融ハイレベル・パネル設置要綱第2項(4)に基づき設置されたポジティブインパクトファイナンスタスクフォースが纏めた「インパクトファイナンスの基本的考え方」との整合性についての第三者意見書を取得しております。

<本契約の概要>
アレンジャー:みずほ銀行
参加金融機関:国内金融機関8社
契約締結日 :2022年9月27日
実行日   :2022年9月30日(予定)
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※1 ポジティブ・インパクト金融原則
国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)(※2)の銀行及び投資メンバーであるポジティブ・インパクト・ワーキンググループが2017年に発表したSDGs達成に向けた金融の共通枠組みであり、持続可能な開発の3側面(環境・社会・経済)について、ポジティブ・ネガティブの両面からインパクト評価を行う包括的内容となっております。また、UNEP FIはインパクト特定のツールとして、気候、水、エネルギー、生物多様性、文化・伝統等22のカテゴリーからなるインパクトレーダーを提示しております。

※2 国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)
1992年の地球サミットに続き、持続可能な金融を推進する目的で設立された、国連環境計画とグローバル金融セクターとのパートナーシップ

※3 株式会社日本格付研究所のウェブサイト

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