株主・投資家のみなさまへ

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社会から必要とされる会社であり続けるために

わたしたちを取り巻く社会情勢、経済環境は非常に早いスピードで変化しています。
グローバルレベルで人やモノが自由に動き、テクノロジーの発達により世界の人々の交流が密接になった反面、人口増加による食糧危機や資源の枯渇問題、人権問題、貧困問題、教育・経済の格差問題などの課題が山積しています。
こうした環境の下、当社はプリント配線板の専業メーカーとしての存在意義を果たすべく日々取り組んでいます。
その実現のためには持続的な発展が必要であり、発展・成長には企業価値向上が欠かせません。また企業価値を判断するのは社会であり、事業を通じて社会、即ちステークホルダーの皆様の要請にお応えし価値を創出し続けていくことこそが持続可能な社会への貢献につながるものと確信しています。

2018年3月期業績について

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が進むなど、緩やかな回復傾向が続きました。また、米国では堅調な企業業績により景気拡大が持続しており、欧州でも個人消費が緩やかに回復するなど景気回復が続きました。中国経済についても、引き続き高い成長率を維持しておりますが、米中の貿易摩擦が激化するなど、世界経済には不透明感も残りました。
当社グループ主力の車載基板市場は、ガソリン車の電装化率上昇に加えて、安全意識の高まりによる先進運転支援システム(ADAS)の普及、環境規制強化によるPHVやEVへのシフト加速などにより、需要拡大を続けております。
このような状況の中、当社グループでは、主力のタイ工場において生産能力3割増強のための設備投資を実施いたしました。また、中国2工場においても、車載向けビルドアップ配線板や外資系顧客向けの販売が拡大していることなどから、生産能力拡大投資を実施いたしました。
加えて、新潟工場を中心とした生産性向上にも注力し、生産量の引き上げと収益性向上を進めてまいりました。
これらの結果、連結売上高は868億94百万円(前期比15.3%の増収)、営業利益は42億66百万円(前期比60.9%の増益)となりました。
また、営業利益の改善により、経常利益は39億17百万円(前期比49.0%の増益)、親会社株主に帰属する当期純利益は36億38百万円(前期比69.0%の増益)となりました。

ステークホルダーの皆様におかれましては、引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

日本シイエムケイ株式会社
代表取締役社長 大澤 功