リジッド・フレックスシリーズ

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Rigid-Flex Series

リジッドとフレキを一体化した複合多層配線板

「基板を曲げる」「コネクタレス」によるユニットのコンパクト化ニーズへの対応

部品を搭載する硬さと強度を持った複数のリジッド配線板部分と、折り曲げ可能なフレキシブル配線板を一体化し、コネクタレスで接続する構造のプリント配線板。

豊富なラインナップ

リジッド・フレックスシリーズのラインナップ図

第1世代 Rigid-Flex

豊富なバリエーションで様々なニーズに対応

特徴

  • コネクタ・ワイヤレスにより、配線板面積が縮小、接触抵抗のロスがなく、また配線長も短くなり、高速信号に対して有効。
  • 3次元的設計ができ、製品の小型化が可能。
  • ワンセット・ワンボード化によりコネクタ、ケーブル等の部品代・組込み代・検査代を含めた、トータルコストの削減が可能。
  • フレキ部のインピーダンスコントロール、 シミュレーションも対応可能。

構造

■貫通仕様 RF-1(Thickness:0.55〜1.00mm)、6層RF-1タイプ(6layer RF-1)

■ラインナップ

  BU層 TH BVH BH 層構成
外層
outer layer
内層
inner layer
RF-1 4〜8層
RF-3-S 一段 6、8層
RF-3-D 二段 8層
RF-3-SB 一段 6、8層
RF-3-DB 二段 8層

◯:対応可能

■1段ビルドアップ RF-3-SB(Thickness:0.6〜1.0mm)、6層RF-3-SBタイプ(6layer RF-3-SB) ■2段ビルドアップ RF-3-DB(Thickness:〜0.95mm)、8層RF-3-DBタイプ(8layer RF-3-DB)/BVH stacked

第2世代 Rigid-Flex

第2世代リジッド・フレックス配線板(Ver.Ⅱ, Ver.Ⅲ)

更なる薄型化の追及

第一世代と比べ第二世代はカバーレイを素材変更し、高密度・薄型化を追求

特徴・構造

  • 全層ハロゲンフリー対応
  • 薄型化
    4層板 0.25mm (R&D 最薄 0.18mm)
    6層板 0.39mm (R&D 最薄 0.32mm)
  • 4層板ではスキップビア構造も可能
4層RF 1-2-1 スタガード:0.18〜0.25mm、R&D 4層RFスキップビア構造:0.23mm、6層RF 2-2-2 スタガード(0.32〜0.39mm)